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​驚異のWixテクノロジーによって4K対応した記事

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[Review]


SIGMA
24-105 F4 DG
OS HSM | Art


高画質標準ズーム
​レビュー

 

更新 2023/01/14  

Firefoxで閲覧しないでください、画質が極端に劣化します。高画質を確認しているのはEdgeとChromeです。




SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art レンズレビュー

どうも皆さん、フィリポです。皆さんは標準ズームレンズ、使っていおられるだろうか?私は全然使わない。このレンズを買った理由も、機材整理をして中古で16万もする100-400L IIを買ったら、35mmと100-400mmしかない状態になってマズいなと思ったから。Art lineなら間違いないだろうと思って買ったね....当時は中古6万円くらいだったし。

 

今どき一眼レフなんか使っているは人少ないと思うけど、一眼レフの場合USB DOCKで調整しないと当然のようにピントがずれているぞ。サードパーティのLレンズ相当のものはいくつか使ってきたが、すべてピントがずれていた。135 Art微ズレ、24-105 Art小ズレ。SP150-600 G2にいたってはズレているとかそういうレベルじゃなかった。

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Canon EOS 5Ds R,  Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM,  100mm,   "2",  f11.0,  ISO 100  

過ぎ去りし栄光。クラシックスタイル。一眼レフの中の一眼レフ。そう、それが5D。このバカでかいオニギリには完璧にフィットする....さて24-105mm F4 DG OS HSMを見てみよう。Art lineらしく洗練されたスタイル。シックだ。あまりにカッコよさに気恥ずかしくなるEF Lレンズは、見た目に情熱が溢れすぎていて暑苦しいから好きじゃない。

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Canon EOS R,  Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM,  100mm,  1/125,  f8.0,  ISO 100  

リング類はただただ重いだけで高級感はないな....18-35 Artは重く非常に高級感がある使い心地だったんだが...でも、135mm Artはスカスカな感触だった。SIGMA的にはF4通しは2級品だから、APS-C用の超高性能ズーム18-35のようには創らなかたんだろうか?135mmポトレレンズだから素早くMFできないとね....f1.8で合わせられるやついるのか....

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Canon EOS M,  Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM,  100mm,  1/125,  f5.6,  ISO 100  

これを見てほしい。ミラーレスに装着するとこれほど長いレンズとなるのだ。マウントアダプター付きの24-105 Artは1kgほどある。EOS Rではこれだけ長くて重いレンズを扱いづらい。だからバッテリーグリップを装着、さらに重量増。重い。使うストラップは当然ゴッツい。私はCarry speedだ。24-105 Artを使う気概が皆さんにあるだろうか?




24-105mm F4 DG OS HSM | Artのスペック

さて、SEO対策のお時間がやってまいりました。SEO対策なんかやってるやつは例外なくクズです。特に個人ブログなんかにレンズのスペック表を貼り付けているやつはクロ。間違いなく詐欺師。そして、クズは例外なく自分の利益しか考えないので人を騙そうとします....これは冗談だが、最近ではそのくらい警戒しておかないといけなくなった。

なぜ、SEO対策が悪だと言いながら私がSEO対策しているのか?24-105 Artの購入を皆さんに考え直させるためだ。それほどこのレンズの欠点は致命的である。しかもだ、私は沢山のレビューを見て買ったはずなのにこんなに強烈な欠点があるなんて使ってから初めて知ったぞ。世の中どうなってる?webを記事を書く連中に善意や良識はないのか?

焦点距離                                    24-105mm

画角                                           84.1°-23.3°

レンズ構成枚数                   14群19枚

絞り羽根枚数                            9枚 (円形絞り)

最小絞り                                    F22

最短撮影距離                      45cm

最大撮影倍率                      1:4.6

フィルターサイズ           φ82mm

最大径 × 長さ               φ88.6mm x 109.4mm

質量                             885g

エディションナンバー     A013







スナップ撮影してLightroom無調整現像

普段スナップ撮影しないから、作例の質には期待しないで欲しい。私は馬のポートレート写真しか撮ってこなかったのでね。だけど、写真の腕と画質のレビューってのは全く別次元の話。写りの善し悪しを論評できるくらいには知見があるつもりだ。カメラはEOS RでLightroomプリセットは忠実設定v2。作例は基本的に無調整で現像している。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 神社の猫の写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105 F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  1/400,  f14.0,  ISO 400 

105mm。まず、最初に紹介したい作例はこれだ。見て欲しい、この朱色のこってりとした色乗りを。濃い、しかし色飽和はまったくない繊細な階調表現。これにはさすがCanonと言いたくなるが、センサーに光を導いたのは24-105 Artだ。解像感も抜群で100-400L IIに引けを取らない。無調整と言いつつ、この作例のみ現像時に露出-0.33している。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 海とコンクリートパイルの写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105 F4 DG OS HSM | Art 013,  24mm,  1/250,  f16.0,  ISO 400 

24mm。わぁー24mmって凄い。なんだこのパースペクティブ....私は写真歴4年だが、そのくらい標準ズームも広角レンズも使ってこなかった。作例は広角端だが、四隅以外は優れた解像感。以外だ、以外とか言うとSIGMAに失礼だが....以外どころか、中央付近の解像感はエクストリームだしね。F4通しなのにやたらデカくて重いだけのことはある。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 車のヘッドライトの写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105 F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  1/125,  f16.0,  ISO 400 

80mm。レビュー系の写真家って人達がいる。どんな人達なのなのか?私の率直な意見を言わせてもらえばレビュー系の写真家ってのは、誰のだか分からないような車のヘッドライトを撮影してまわるような連中だ。もっと突き詰めて言えば、不都合な真実を決して口にしない輩である。彼らのことばは話半分くらいに受け取ることにしよう。







24-105mm F4 DG OS HSM | Artの欠点

隣人を自分のように愛しなさいって言うでしょ?当然困っている皆さんは、私の隣人であるわけだから、このレンズの欠点から先にお教えしよう。欠点が致命的なら、これ以上記事を読まなくてもすむ....いい所がこんなに沢山ありますとか言いながら、最後に欠点を言うのは悪だよ........あらゆる行為は善意から出るべきなのだ。かくあれかし。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 玉ボケの写真1
24-105mm F4 DG OS HSM 作例 玉ボケの写真2
24-105mm F4 DG OS HSM 作例 玉ボケの写真3
24-105mm F4 DG OS HSM 作例 玉ボケの写真4

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013 

4枚もペタペタ玉ボケの写真を貼ったのは、24-105mm Artの玉ボケがきったないからだ。ひと目見ただけで、これ非球面レンズ使ってんなあと思うくらいの玉ねぎボケである。色や輝度によっては目立たないが輝度の低い玉ボケではその汚さが強調される。右上の写真なんかは特に汚い。f4通しなんでこんなに大きな玉ボケは普通でないけど。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 逆光でフレアとゴーストが発生した写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  51mm,  1/125,  f7.1,  ISO 200 

致命的な欠点、絶望的な逆光特性。この点に関しては酷いとしか言いようがない。フードを付けてあるし、フィルターは付けていない。作例は日没17時半の日の15時にとった写真だ。つまり太陽はまだまだ高い位置にあるはずである。それなのにこの写り。フレアはそれほど頻繁に出るわけではないが、ゴーストは大きく目立つのがよく出る

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 夕日と錨とおじさんの写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  24mm,  1/100,  f16.0,  ISO 400 

今度は光源を画角内に入れた作例。この写り、考えようによってはカッコイイ。陽の光芒周りに出ている虹色の玉ボケみたいのは​多分、前玉表面についた汚れに光が反射して玉ボケになったもの。海で使うとレンズがめちゃくちゃ汚れるよね。レンズペンで拭いても中々撮れない。クリーニングリキッドとペーパーは常に携行したほうがいいな。







5060万画素のEOS 5Ds Rで解像力を検証

ディスプレイはキャリブレーション済みDellの4K32インチ、カメラは5060万画素のCanon 5Ds R、レンズは異常なまでの解像力を誇るSIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art。これらを使っているほど解像感にはこだわりがある私が言うんだから信じてほしい、24-105mm F4 DG OS HSM | Artの解像力は大きくトリミングしないんであれば充分なものだ。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 解像力テストの写真1

Canon EOS 5Ds R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  1/20,  f8.0,  ISO160  

8268x6201。何で解像力の検証がフィギュアなんだよっ!と自分でも突っ込みたくなるが、5Ds Rとの組み合わせで撮った写真が物撮りしかないのだ。面倒くさがってUSB DOCKで調整していないしな....なお、解像感はとても良いぞ、4K32インチ程度のディスプレイで鑑賞するなら充分。あと、物撮りは露出やトーンカーブ等をいじくり回してる。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 解像力テストの写真2

Canon EOS 5Ds R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  1/20,  f8.0,  ISO160  

2160x2160で切出し。4K32インチ、150%のスケーリングで当ウェブサイトのこの作例を確認してみた、若干甘さが感じられる写り。クリックして拡大すると解像感は甘い。とはいえ、レンズの中心部分でないところでこれくらいの解像力があるのなら不満に思う人は殆どいないではないだろうか?隅まで解像させたい方はArt lineの単焦点を....

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 解像力テストの写真3

Canon EOS 5Ds R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  1/20,  f8.0,  ISO160  

1080x1080切り出し....4K32インチ、150%のスケーリングで当ウェブサイトのこの写真を見てみる。まあ、もう見ただけで甘いよね。クリックして拡大するとボヤボヤだ。135mm Artで撮ったのならば、目のプリントに確かに存在するドット模様までも写し出していただろうが........とはいえ、等倍鑑賞が趣味でなければ24-105 Artの解像力は充分だ。







24-105mm F4 DG OS HSM | Artでスナップ撮影

正直その辺をうろついても何を撮っていいのかわからない........ホントは町中の人がたくさんいるところで撮ればいいだろうけど。田舎スナップだと24-105mmという焦点距離は足りないといった印象だ。田舎ってのは本当にだだっ広いからね、100-400mmがないと撮れない状況が多い。常に数百メートル先に注目しているのが田舎での撮影なのだ。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 漁港に停泊するボートの写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  51mm,  1/400,  f16.0,  ISO 400 

51mm。素晴らしい。スカッしたヌケの良い写り。こういうスナップ写真では色がどうとかあまり感じない。ただし、ビビットカラーなフュギアを撮ると100-400L IIの色味とは驚くほどに異なる。色味の統一感にこだわりがある人はメーカーは揃えたほうがいいかもしれない....まあ、Canonと違ってSIGMAはレンズによって色がバラバラなんだけど....

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 廃業した海の家の写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  74mm,  1/100,  f16.0,  ISO 400  

74mm。ガラスに反射した海はここが賑やかな海の家だったことを物語る。沢山の遺留物と枯れた観葉植物にときの残酷さを感じた........とか思いながら撮ったわけではない。そもそもEOS RのEVFじゃ海が写っていることすら意識できなかったし。写りはハイライトとシャドーの感じ、それぞれの素材の質感。いい感じだと思うんだけどどうだろう?

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 川に架けられた白い橋を渡るおじさんの写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  1/125,  f16.0,  ISO 400  

105mm。f16まで絞り込むと隅まで解像しているように感じる。本当はもっとこのおじさんを大きく写したかったのだが、まごついていたら遠くに行ってしまった。やはり田舎ではテレ端105mmは物足りない。かと言って、スナップ撮影に100-400mmともう一台のカメラボディを持っていくのも大変だ。RF24-240mmに魅力を感じてしまう........







24-105mm F4 DG OS HSM | Artで物撮り

テレ端が105mmということで、物撮りもこなせるのが24-105mmの良いところだ。被写体のサイズ、距離にもよるがテレ端が70mm程度だと歯痒い思いをするだろう....ちなみに、私は物撮りをするためにこのレンズを購入している。屋外で使うともっさりAFと重量、それに逆光特性が気になるが、室内で物撮りなら弱点のないレンズだ。

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Canon EOS R,  SIGMA 24-105 F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  "1.6",  f11.0,  ISO 100  

EOS Rで撮影したEOS 5Ds R。うまく仕上げられているとは思わないか?物撮りは画像編集しまくっている。ホントはこの写真、黒抜きできていないのだ。だからPhotoshopのブラシで背景を黒く塗っている。と言うより私の黒抜き写真は全部背景に微妙なグラデーションがある。しかし、マジックステッキを上手く使えば簡単に黒抜きにできるぞ。

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Canon EOS 5Ds R,  SIGMA 24-105 F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  1/125,  f11.0,  ISO 100  

解像力を検証のときとフィギュアのサイズが変わっているが、これは別々に撮ったのを並べているから。両方とも250mmていどのサイズだ。素晴らしいコントラストと色味だと思う。シャドウやハイライト色温度、果てはHSL/カラーまで弄りまくっているが....とはいえ元々の写りがクリアでないとこの仕上がりにはならない。物撮りにおすすめ。

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 Canon EOS 5Ds R,  SIGMA 24-105 F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  1/80,  f11.0,  ISO 100  

かわいいっ!洗脳するためだ人が創ったものの中でかわいいものは....気をつけてほしい。最大撮影倍率は0.21倍なのでよほど小さなものでなければ物撮りできる。このフィギュアは高さが70mmほどで最短撮影距離で撮影。高さ方向のトリミングは少しだけしかしていない。発色はいいね。ボケ味もフィギュア撮影ではとても良く見える。







24-105mm F4 DG OS HSM | Artの逆光耐性

​24-105 Artは、この状況でフレアが出るのかよっ!と思うような状況で突然フレアが出たりする。しかし、フレアはものすごく気になるほどでもない。気になるのは太陽がフレーム内に入るとクソデカゴーストが頻繁に出ることだ。しかもデカいだけじゃない、色もバッチリ濃くて個数も多いときていて、Photoshopで修正する気にすらならない。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 夕日とパワーショベル

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  24mm,  1/125,  f16.0,  ISO400  

24mm。太陽がフレーム内に入っていても大丈夫なときは大丈夫だ。しかし、どういう角度だと大丈夫なのかはいまいちわからない。24-105 Artは逆光で撮影しなければならない場合、ゴーストやフレアが出るものだとして割り切るしか無い。割り切れないのであれば、Canonユーザーの場合RF24-105とかEF24-105L IIを買ったほうがいいだろう。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 夕日と波しぶきの写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  1/400,  f16.0,  ISO100  

105mm。大丈夫なときは大丈夫だ....それにしても3年ぶりにスナップ撮影をしてみて感じたのは、驚くほど写真がうまくなったということ。3年間馬しか撮っていなかったのに....本当に写真を始めた頃はびっくりするくらい下手くそだったよ。何でそんなもの撮ったのみたいな写真を量産してたね。皆さんは最初からうまく撮れたのだろうか?

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 逆光フレア、ゴースト写真1
24-105mm F4 DG OS HSM 作例 逆光フレア、ゴースト写真2
24-105mm F4 DG OS HSM 作例 逆光フレア、ゴースト写真3
24-105mm F4 DG OS HSM 作例 逆光フレア、ゴースト写真4

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013  

欲張りセット....あまりに酷い逆光耐性だ。ところで、不可逆性って言葉がある。壁に画鋲で穴を開ければ、画鋲を抜き穴を埋めても画鋲を刺した事実は消えない。壁の穴のように簡単にゴーストを消せるだろうか?消せたとしてそれが真実か?この世を見よ、まさに画鋲の穴を埋めようてしているな罪に罪を重ねて。しかし、罪を嘘では隠せない。

 







24-105mm F4 DG OS HSM | Artの特性

逆光に弱いのと、玉ボケが汚いところ以外は特に不満点がない。ボケも比較的柔らかいし、ピント面の解像感も抜群だ。テレ端ではワイド端と比べて解像力は落ちるらしいのだが、EOS Rで撮った感じだと105mmでも100-400L IIとあまり解像感は変わらないように感じる。ローパスレスの5Ds Rで比べるとまた違った印象を持つかもしれないけど。

24-105mm F4 DG OS HSM 交差点の夜景写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  "10",  f16.0,  ISO100  

105mm。フレアやゴーストの出方が似ているEF70-200mm F4L ISは夜景では絶対に使えないってくらいにゴーストが出まくっていた。しかし、24-105 Artは以外にもゴーストが全然出ていない。輝度が高く大きな光源でなければ大丈夫なのか?夜景で使い込んだ訳じゃないから分からないけど。さて、作例はしっとりした質感でいい写りだと感じる。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 ボケテストで柿の写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  1/250,  f5.6,  ISO400  

​105mm。ボケは一眼レフ用ズームレンズの中では比較的きれいだと思う。2線ボケの傾向はなさそうだけど、少しボケのエッジが硬い。だけど、ズームはこんなもんだろう。画質に凝るなら単焦点だろうけど、やっぱりレンズ交換は面倒だ。24-105 Artは画質に妥協し、価格で妥協し、重量でも妥協して買ったレンズ。だけど、十分満足できている。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 チャペルの写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  1/125,  f4.0,  ISO250  

105mm。質感の描き分けはよく出来ていて上質な写り。ボケも自然だ....あれ、なんか私が墓の下に埋まっているような写真になってしまった....ところで、結婚式に出てくる牧師、司祭って偽物が多いらしい。愛の誓いなどしょせん欺瞞ということの象徴なのか?“決して誓ってはいけません”という言葉の意味を知っていたら誓わなかっただろうに。







SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Artまとめ

24-105 Art、このレンズがおすすめかと問われれば、おすすめはしない。だって、欠点のどでかいゴーストがあまりにも致命的だ。それにしても、プロが書く提灯記事は巧妙。見事にレンズの粗が出ないように撮影している。一体どこを向いてレビューを書いているのだか。いいところはメーカーが発表しているんだから、まずい部分が知りたい。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 岩壁と青空の写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  24mm,  1/160,  f16.0,  ISO400  

24mm。最高に気持ちいい描画だ。スカッとした抜け感、24mm広角端パンフォーカス。コントラストは高めのレンズだと感じていたが、シャドーが結構粘っている。これが、EFレンズだともっとシャドーがストンと落ちていたような気がするんだよね。両レンズを同じ場所で撮り比べたわけでないから、私のイメージにすぎないのだけど。

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 岩壁の隙間からさしこむ光の写真

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  51mm,  1/100,  f16.0,  ISO400  

51mm。素晴らしい質感表現と色味.........フレアやゴーストさえ写り込まなければ、SIGMA 24-105 Artの描画は本当に良いものだ。だけど、ホントはこんな安物を皆さんにオススメしたい訳ではないのだぞ。だけど、貧乏写真道を極めたいなら一考の余地がある。新品だと9万もするみたいだが....まあ写真が撮れるだけ機械式腕時計に比べればマシだが....

24-105mm F4 DG OS HSM 作例 岩場で釣りをする人たち

Canon EOS R,  SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art 013,  105mm,  1/100,  f16.0,  ISO400  

105mm。逆光に弱いが写りが気に入ったのなら買ってもいいではなかろうか。ただ、ミラーレスで使うと相当重いけどね。135 Artや18-35 Artみたいな究極のArt lineを知ってしまった身だと、そこそこ写るねという印象にはなるが....100-400L IIに劣らない写りだと考えるとコスパは高いと思う。ゴーストを味方につけられる猛者におすすめ!

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