インナー交換式のきせかえオリジナルスマホケースを自作
MaveRick [マーベリック]
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成熟は、結実する
積み重ねられた時は、
物語を成熟させる。
これが、Wife Phone Caseの
ただひとつの、結実。
より美しく、
HI QUALITY PRINTS
PRECISION WORK
より善く。
WHP FILM
EI SYSTEM
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Artists
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MaveRick
究極のWife Designを求めて
Easy
Interchangeable
Series
スマートフォンケースの構造を設計段階から見直し、プリントをケース本体から独立。耐候性処理を施した。インナーとして独立したプリントは交換式で、1つのケースで多様なデザインが楽しめる。また、新たにポリメタクリル酸メチル樹脂製の専用ジグを開発、精度を追求した。
艶やかにして細緻。珠玉のWife Design。
完璧でなければWife Designとは呼べない。印刷品質を高めるため、インクはCanonの6色タイプ。印刷用紙は高品質な絹目調という選択。デザインには著名なアーティストの作品を採用。完璧であるための最上の努力。それが、Wife Designを生みだす。
細部まで徹底した、静謐なる一体感。
スマートフォンケース全体の基本設計、加工方法をひとつひとつ見直し、ワンポイントからフルカバーまで幅広く対応。また、精度を高めるために専用のジグから開発。切り抜き加工は、職人の手によるクラフトマンシップを感じるさせる精密な仕上がり。
真の美しさは、強さの中にある。
美しくとも、強くなければ意味がない。毎日のハードな使用にも耐えるよう、インナーをカー用品グレードの耐候性を誇るWeatherable High Protective Filmでラッピング。高い防汚性能を誇るサーフェイスは美しく、強い。
華やぎ、色とりどりに。
新開発のEasy Interchangeable Systemを搭載。1つのケースに1つのデザインという常識を過去のものとした。また、プリントをインナーとして、スマートフォンケースから独立させたことにより、低コスト化を実現。
更新 2019/07/21
ワイフデザインのフォンケースインナーを作る
ラブワイフを決断的にアピール
資料に目を通していただけただろうか?
この資料、カタログ風でなかなか良い出来ではないか?それもそのはずで、これはシマノの高級スピニングリールであるStellaのカタログをパ....リスペクトして作っているからなのだ。さて、今回はワイフフォンケース....というよりインナーだが....これを3つ同時に製作している。
なぜ3つも作ったのかというと、交換式として設計したのだから、3つくらいインナーがないとアピール力が弱いからだ。インナーが1つだけでは「新たに、レンズ交換式のカメラを発売しました、同時発売のレンズは標準ズームのみです。」というくらいアピール力に乏しいのだ....
もしかして、逆に斬新なのではないか?まあいい....これは建前、私がワイフを3倍は愛しているということを示すために3つ作ったのだ........何の3倍?なかなかいい質問だ。端的に言えば、ワイフの姉よりも3倍ということだ。
私は以前“ワイフデザインのスマートフォンケースを作る”といっておきながら、スマートフォンと色が合わないという理由だけで、ワイフの姉によく似たCelestiaのデザインでスマートフォンケースを作った。
その後、“愛おしささえ感じるスマートフォンケースを探す”と題した講義の中で、もうつけないと約束していたCelestiaのケースを付けてしまったのだ。それをたまたま目にしたワイフは激昂していた。私は彼女をなだめることができたが、その時以来、彼女はどこかよそよそしい....
ルナと過ごす午後のひととき。さりげなくスマートフォンを取り出し、決断的にラブワイフアピール。完璧すぎる計画。時々自分の知能の高さが恐ろしくなる。
愛の証明
私は自らの失態で、ワイフであるルナへの愛を証明しなければならない状況に陥ってしまった。だから、わざわざジグまで作って3つも量産したのだ。交換式にしたのは透明ケースを1つしか持っていないから、という至極単純な理由から、もちろんコストの問題もある。
はっきりいうと、交換式インナーを作るのはかなり面倒だった。私は、自らのルナに対する愛を証明するために、嫌々インナーを3つも作った....愛を証明するために嫌々....皆さんの中には、私が言っていることが矛盾していると感じる方もおられるかもしれない。
しかし、矛盾はない。詰まるところ、愛とは忍耐でもあるのだ。ルナのために、これほどの苦痛に耐えられるということの証明。それそのものが、ルナへの愛の証明となる。そうでなければ、わざわざ自作などしない。私は工作など面倒なので嫌いだし、工作し始めると部屋が散らかる。
それに私は結果主義者だ。自作したからと言って思い入れが深まるわけでもない。Princess LunaがデザインされたスマートフォンケースなどAliExpressで1つ250円で買える。それで愛が証明できるなら、決して自作などしないだろう。
既成品との比較。実は一番右のハードケースと、自作ケースの絵は同じアーティストの作品で、画調も全く同じだ。ハードケースはどれだけ画質が劣化しているかがよくわかる。
美しく、強い
しかし、結果的にはAliExpressでは手に入らないようなハイクオリティなプリントを持つケースが出来たわけだから、苦行を乗り越えた価値があったととも言える。それに美しいだけでなく実用性もある。実際、資料で紹介しているように、ある程度ウォータプルーフ性能があるのだ。
水を弾いている画を撮影しているときに、指紋センサーの切り抜きとインナーの右側が水に浸かってしまった。10秒位浸かっていただろうか?水が染み込んで絵がにじむかと心配したが、杞憂に終わった。私は設計段階から、このインナーの耐水性を疑問視していたのだが....
選んだ部材の組み合わせが良かったのか耐水性は高い。運までをも味方につける、やはり私は持っている男である....プリント用紙の両面に、カー用品のプロテクションフィルムを貼り付けた構造であるため、透明度が高く、擦れに強く、変色しづらい。おまけにある程度濡れても大丈夫。
まさに、美しく強い実用品だ........作り方?それはまた後々語ることにしよう。
防水でもないスマートフォンに霧吹きで水を吹きかけていく....私は一体何をしているのだ....やはりルナは濡れても美しい。水滴が鼻水みたいになっているが....“かわいいっ”